和泉兼定の技術屋はぐれ旅
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和智正喜 「仮面ライダー 1971-1973」

個人的にも、既刊2冊は大いに気に入っていたので、どのような決着を見せてくれるのか期待して読んだのだけれど... 残念ながら、最終章に関しては少々期待はずれだったかな。
決してつまらないというわけではないし、既刊と同様に翻案されたライダー的エッセンス(「Dチーム」の扱いや試作強化服の説明にはニヤリとさせられた)など楽しめた部分も多いのだけれど、本作のキモとなるショッカーの行動原理が(一応の伏線はあったものの)陳腐で、それこそ舞台となった70年代のジュブナイル並みなのがツラいところ。 また、鍵となる少女に美崎百合子という名前を与えたのは良いのだが、それによってクライマックスの展開に予想がついてしまったのは、やはり勿体無いと思う。 その後の最終決戦も、昭和ライダーというよりは、むしろ平成(「クウガ」とか「アギト」あたりのラスト)を連想させちゃうしねぇ。
まぁ、個人的には(既刊と同様に)もう少しカタルシスを与える展開にもっていってくれてれば、という一語に尽きるかな。
ちなみに読了後、ショッカーの設定についてあれこれ考えていたら、なんとなく既視感が。
そうか、これって「統和機構」じゃん... (^^;
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野田大元帥、逝く...
なんか、各所から情報が入ってくるにも関わらず、明確なアナウンスが無いという状況が微妙ではあるんだけど... どうやら、事実らしい。
まぁ、さすがにこの年齢になっちまえば、先人が逝っちまうってのが避けられない事態であることは承知しているんだけど、それでもここ数年の葬列には辛いもんがあるよねぇ...
ともあれ、心よりご冥福をお祈りさせていただきます。
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朝日ソノラマが9月末で解散
このニュース、長年のソノラマ文庫愛読者としては、かなりショックだなぁ...
なんにせよ、文庫にしろコミックにしろ、未読のものは早めに入手しておいた方が良さげ。 サンリオSF文庫の轍は踏まないようにしないと...
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「ファラオの墓」と「アンドロメダ・ストーリーズ」が復刊
なんつーか、復刊を喜ぶというよりも、この手の名作がいまだに絶版状態だったという方が驚きだったりするんだけども。 特に「ファラオの墓」は...
恥ずかしながら、リアルタイムで読んでいた当時、ナイルキアにかなり萌えた記憶が... (^^;
恥ずかしながら、リアルタイムで読んでいた当時、ナイルキアにかなり萌えた記憶が... (^^;
手塚治虫(On-DEMANDS)マガジン


ともあれ、まずはお試しということで、1回目のオーダーでは以下の作品をチョイスしてみた。
- ロロの旅路 (1973, 62P)
- 四谷快談 (1976, 46P)
- 新・聊斎志異 女郎蜘蛛 (1971, 52P)
- 新・聊斎志異 お常 (1971, 52P)
3 と 4 は未読作品ということで、比較的珍しい少年キング掲載作品から選択してみた。 いかにもな手塚ホラーの味わいだが、特筆すべき程ではない感じ。
しかし、実際に本になってみると、前半と後半とが実にアンバランスで... どうやら私はアンソロジストには向かないらしい (^^;