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和智正喜 「仮面ライダー 1971-1973」
初代仮面ライダー・本郷猛の物語を大胆かつハードに再構成することで、その筋には高い評価を得ていたものの長らく絶版状態となっていた「誕生 1971」と「希望 1972」に、書き下ろしとなる「流星 1973」を加えて刊行された完全版。

個人的にも、既刊2冊は大いに気に入っていたので、どのような決着を見せてくれるのか期待して読んだのだけれど... 残念ながら、最終章に関しては少々期待はずれだったかな。

決してつまらないというわけではないし、既刊と同様に翻案されたライダー的エッセンス(「Dチーム」の扱いや試作強化服の説明にはニヤリとさせられた)など楽しめた部分も多いのだけれど、本作のキモとなるショッカーの行動原理が(一応の伏線はあったものの)陳腐で、それこそ舞台となった70年代のジュブナイル並みなのがツラいところ。 また、鍵となる少女に美崎百合子という名前を与えたのは良いのだが、それによってクライマックスの展開に予想がついてしまったのは、やはり勿体無いと思う。 その後の最終決戦も、昭和ライダーというよりは、むしろ平成(「クウガ」とか「アギト」あたりのラスト)を連想させちゃうしねぇ。

まぁ、個人的には(既刊と同様に)もう少しカタルシスを与える展開にもっていってくれてれば、という一語に尽きるかな。

ちなみに読了後、ショッカーの設定についてあれこれ考えていたら、なんとなく既視感が。

そうか、これって統和機構じゃん... (^^;

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| 2009.02.21 | 22:21 | Books & Comics | Comment (0) Trackback (0) |
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